なぜ埼大通りむらた歯科は「虫歯」ではなく「むし歯」と表記するのか

なぜ埼大通りむらた歯科は「虫歯」ではなく「むし歯」と表記するのか

北浦和で歯医者をお探しの方へ。
埼大通りむらた歯科(北浦和駅・南与野駅の中間、埼大通り沿い)は、予防を軸にした診療を行う歯科医院です。当院では、ホームページや院内掲示において「虫歯」ではなく「むし歯」と表記しています。なぜ、あえてこの書き方を選んでいるのでしょうか。

理由はシンプルです。
むし歯はが歯を食べる病気ではないからです。

「虫歯」という漢字は、まるで歯の中に虫がいて悪さをするかのような印象を与えます。しかし、現代の歯科医学では、むし歯は細菌が産生する酸によって歯が脱灰する感染性の疾患と定義されています。原因はミュータンス菌などの口腔内細菌と糖質の摂取、そして唾液や生活習慣のバランスです。そこには存在しません。

私たちが「むし歯」とひらがな表記にするのは、誤解を与えないためであり、病気の本質を正しく理解していただきたいからです。

北浦和周辺で歯医者を探される方の多くが、「痛くなったら治す」というイメージを持って来院されます。しかし、むし歯は単なるではありません。細菌と食生活、唾液の質、時間の経過が重なって起こる生活習慣病的側面を持つ疾患です。

言葉が変われば、捉え方も変わります。

「虫歯を取る」ではなく、
「むし歯の原因をコントロールする」。

この発想の転換が、予防歯科の第一歩です。

埼大通りむらた歯科では、北浦和エリアで予防型歯科医療を実践する医院として、唾液検査や担当歯科衛生士制を通じて、むし歯のなりやすさを評価しています。削ることよりも、繰り返さないことを重視する。それが当院のスタンスです。

また、「むし歯」と表記することには、もう一つ理由があります。
それは、小さなお子さまにもそのまま読める言葉にしたいからです。漢字の「虫歯」よりも、ひらがなの「むし歯」のほうが、子ども自身が文字として理解できます。私たちは、むし歯を親だけが知る病気ではなく、子ども自身が理解できる病気として伝えたいと考えています。

家族で受診される方が多い北浦和の地域特性を考えると、言葉のやわらかさはとても大切です。医療は専門的でありながら、理解しやすくあるべきだと私たちは考えています。

北浦和で歯医者を選ぶ際、治療技術だけでなく、どのような考え方で医療を提供しているかもぜひ見てください。

「虫歯」ではなく「むし歯」。

たった一文字の違いですが、その背景には、原因から向き合う予防歯科の姿勢があります。
痛みが出てからではなく、繰り返さないために。
北浦和・南与野エリアでむし歯予防を考えるなら、ぜひ一度ご相談ください。

むし歯治療

【参考文献・エビデンス】

  • Fejerskov O, Kidd E. Dental Caries: The Disease and Its Clinical Management
  • 日本口腔衛生学会「う蝕の定義と病因論」
  • 厚生労働省「歯科疾患実態調査」