
日本では、12歳児のむし歯の本数が年々減少しています。
フッ化物配合歯みがき剤の普及や学校歯科健診、保護者の皆さまの意識の高まりなど、これまでの取り組みが実を結んできた結果といえるでしょう。
「子どものむし歯が減っているなら、歯医者さんに定期的に通わなくてもいいのでは?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実は、むし歯が減った今だからこそ、予防歯科がより重要になっているのです。
むし歯は減った。でも「歯を失う原因」は変わっていません。
子どものむし歯は減少していますが、大人が歯を失う原因の多くはいまも歯周病です。
歯周病は、初期にはほとんど自覚症状がありません。
痛みが出たときには、歯を支える骨がかなり失われていることも少なくありません。
つまり日本は、「むし歯は減ったが、歯を守り切れているとは言えない社会」に入ってきているのです。
予防歯科は「定期的に通うこと」そのものが目的ではありません
予防歯科というと、
「定期的にクリーニングを受けること」
「むし歯や歯周病を早く見つけること」
というイメージを持たれることが多いかもしれません。
しかし、埼大通り むらた歯科が大切にしている予防歯科は、その一歩手前にある“原因の理解と共有”です。
- なぜこの方はむし歯になりやすいのか
- なぜ歯ぐきが下がってきているのか
- ご家庭でのケアや生活習慣の中に、どんなリスクがあるのか
こうしたことを、しっかり説明し、納得したうえで一緒に取り組む。
それが「予防をベースにした歯科医療」だと考えています。
担当歯科衛生士制だからできる、継続したメンテナンス
埼大通り むらた歯科では、担当歯科衛生士制を取り入れ、メンテナンスを通じてお口の変化を長期的に見守っています。
毎回違う人が診るのではなく、同じ歯科衛生士が継続して関わることで、
- 小さな変化に気づきやすい
- ご本人やご家族の生活背景を理解できる
- 説明が積み重なり、セルフケアの質が高まる
といったメリットがあります。
特に、ご家族で通院されている方が多い当院では、お子さまの成長やご家族全体のお口の状態を見据えたサポートを大切にしています。
地域とともに取り組む予防歯科
院長の村田は、地域の学校歯科医としても活動し、日頃から「むし歯をつくらない」「歯を失わない」ための取り組みに力を入れています。
学校健診での気づき、日常診療での経験、そしてご家庭でのケアがつながってこそ、本当の予防歯科が成立します。
むし歯が減った時代の、あたらしい歯医者との付き合い方
予防歯科は、「今すぐ治療が必要だから通う場所」ではありません。
- できるだけ歯を削らない
- 大きな治療を繰り返さない
- 年齢を重ねても、自分の歯で食べ続ける
そのために、今できることを一緒に積み重ねていく場所です。
むし歯が減った今だからこそ、歯科医院は「治す場所」から「守る場所」へ。
埼大通り むらた歯科は、これからも地域の皆さまと一緒に、ていねいな説明と継続したメンテナンスを通じて、予防歯科に取り組んでいきます。
