お口の中にも金が良いって話

東京2020オリンピックでは日本代表が連日金メダル獲得のニュースを届けてくれて、コロナ禍でどんよりしたニュースの多い日本中に一時ですが幸せな気持ちを運んできてくれました

さて、金メダル、銀メダル、銅メダルとメダルには種類がありますが、実はお口なの中で使う金属にも、大きく分けて金、銀の二種類金属修復物が良く使われます

実際には【金・銀・その他の金属】の合金が使われています

一般的によく目にするのがいわゆる【銀歯】ではないでしょうか。保険適応の材料で戦後皆保険制度が開始した頃から使用している金属です。内容物に【金・銀・パラジウム】を含みます

材質としては硬く強度があるのですが反面、修復物と歯の間に隙間が空きやすく、残念ながら次のむし歯になりやすい材質です

またアレルギーの原因となりやすく、ヨーロッパでは妊産婦に使用する事は以前より禁止されている国もあります。現在主要国では使用されておらず、日本は保険制度の問題もあり取り残されてる状況です

保険適応外の治療で良く用いられるのがいわゆる【金歯】です。内容物に【金・白金】を多く含みます。元々金箔などの加工品のように、金には展延性(薄く伸びる性質)があり、より適合の良い修復物の作成が可能になり、断然次のむし歯になりにくいです。またアレルギー性も低いので、奥歯で見た目をあまり気にしない部分で主に使用されます

 

メダルに関しては世界で3番以内という名誉であるので、正直金・銀・銅共に素晴らしい事だと思います。何より世界の舞台に立っている事自体がスポーツマンとして名誉ある事かと思います

 

ただし、口腔の中においては、次のむし歯にさせにくい、アレルギーを起こしにくい、という点では【金】の方が修復物の価値としては上の様です。

勿論、銀でも長く持たせる事ができます。そこにはセルフケアと、定期メインテナンス、そしてその材質を理解した上で付き合っていく事が、何より大事なのではないでしょうか

 

金属とセラミックの違いについては今後お話していきます

 

埼大通りむらた歯科   院長 村田